seeds②ハナモリミイさん「ゆる笑み展」

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愛犬のまなざしから生まれた「癒し絵」の世界

●ハナモリ・ミイさんインタビュー

今日は、愛らしいワンちゃんの絵を描くハナモリ・ミイさんに、絵を描き始めたきっかけや、作品に込める思いを伺いました。

一枚のポップ制作から、再び絵の世界へ

ミイさんが再び絵を描くようになったきっかけは、アルバイト先のオーガニックスーパーで作っていた野菜のPOPでした。

その絵を見た生産者で、水彩画の先生でもある方から「あなたは絵を描いたほうがいい」と声をかけられたのです。 もともと絵が好きで、高校生の頃までは漫画家に憧れて描き続けていたミイさん。しかし、大学、就職、子育てと忙しい日々の中で、 いつしか絵から遠のいていました。

小学校の教員時代にも挿絵を描くことはありましたが、自分のために描くことはほとんどなかったそうです。 教員を辞め、好きだった植物や野菜に関わる仕事を始めたことで、心の奥に眠っていた「描くこと」が、少しずつよみがえってきました。

最初に描きたかったのは、愛犬のハナちゃん

「何を描きたいのだろう」と考えたとき、真っ先に浮かんだのが愛犬のハナちゃんでした。 「うちの子が、かわいくてたまらなかったんです」 幼い頃から犬や鳥、虫など、さまざまな生き物が大好きだったミイさん。ハナちゃんの表情やしぐさを描くうちに、 その絵を見た人から「癒やされる」という声が届くようになりました。 ミイさん自身も、日々、ハナちゃんからたくさんの癒やしを受け取っています。その温かさが自然に絵へと映り、 見る人の心にも届いていると思います。

二つの出会いが、背中を押してくれました。

描き始めた頃は思うように描けず、悔しさも感じたといいます。さまざまな描き方を試しながら、自分らしい表現を探していました。 そんな時、ある講演会で隣り合わせた知人が「私も絵を描きたい」と話したことから、二人が同じ思いを抱いていたと分かります。 さらに、その方からグループ展への参加を誘われました。 「こんな絵でいいのかな」と迷いながらも、なぜかその時は「やります」と答えたミイさん。

その一歩が、 作品を人に見てもらう大きな転機になりました。 「絵を描いたほうがいい」と思い出させてくれた人。そして、作品展へと背中を押してくれた人。

二つの出会いが、 ミイさんの絵の世界を動かしたのです。

言葉と「ブルマ」が生み出す、笑顔

作品は、ハナちゃんをかわいらしく描くだけでなく、少しずつ物語のある世界へと広がっていきました。 その時々の自分の心に響く言葉を選び、絵に添えることもあります。

そして、ミイさんの作品をひときわ楽しくしているのが「ブルマ」です。

ブルマをはいたハナちゃんを見ると、多くの人が思わず、ふふっと笑います。

「ブルマをはいた絵は、世界を平和にする」 そんなユーモアを込めながら、これからは仲間をもっと増やし、ほかの生き物にも「ブルマ」をはかせてみたいと笑います。

目に見えないもの、大いなるものも描きたい

ミイさんが心ひかれるのは、生き物だけではありません。 空や宇宙、龍のような不思議な存在、そばで見守ってくれているかもしれない「目には見えないもの」にも、 幼い頃から関心を抱いてきました。 一生懸命に生き、それぞれの役割を果たす虫や動物たち。そのけなげな姿を見つめ、いつか作品にしたいと思っています。

そしてもう一つ、大切にしているのが、家族に愛されるペットの姿を絵に残すこと。これからも似顔絵を描き、 それぞれの家族の思い出を形にしていきたいと話します。

愛するものを見つめるまなざしと、人との出会いから生まれたハナモリ・ミイさんの作品。 やさしさと小さな笑いに包まれたその世界は、これからさらに楽しく、不思議に広がっていきそうです

●2026 8.4(火)-9.30 12:00-16:00        (岡田)

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